夏も近づく、熊本のお茶で味わう5月

このたび九州地方を震源として発生した地震により被災された方がた、ご家族、および関係者の方に、心よりお見舞い申し上げます。現在そして今後のご無事と、1日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

夏も近く八十八夜 ♬

 

5月に歌われる「茶摘み」歌の一節です。「八十八夜」とは、立春から数えて88日目の5月2日ごろのこと。まだ遅霜が降りる時期でもあることから、農業に携わる人への注意喚起のためにうまれた雑節です。

 

FullSizeRender新茶らしいさっぱりとした味わいが初夏にぴったり

 

この八十八夜のころ摘まれるのが「新茶」。お茶は年に4回から6回ほど収穫されますが、その年の一番最初に摘まれるのが一番茶、こ新茶です。冬の間たっぷり蓄えられた茶の成分テアニンを葉先に豊富にたたえ、このお茶ならではのさわやかな香りと味わいが特徴。この時期を心待ちにしている煎茶ファンも多いことでしょう。

 

お茶の産地といえば、静岡、京都が有名ですが、九州地方でも美味しいお茶が生産されていることをご存知でしたか?福岡の八女茶ほか、鹿児島、熊本でも、お茶づくりが盛んです。

 

FullSizeRender_package全国有数のお茶の産地、九州

 

新茶の時期とあれば、新宿伊勢丹地下一階の「日本茶テロワール」をたずねないわけにはいきません。予想どおり棚には新茶がずらり。そこでパッと目を引いたのが熊本県産の「ぐり茶」でした。

 

ぐり茶とは、茶葉をまっすぐにして出荷する通常の煎茶に対し、形状が「ぐりっと」丸くなっているお茶のこと。茶葉が丸まっている中国茶の人気に対抗しようと、輸出用に生産されたものですが、その味のよさから国内でも人気が高まりました。

 

Fotolia_109034837_Sどこまでもつづく茶畑

 

さっぱりとした静岡茶を飲みなれている関東のかたには、九州のお茶はすこし甘みを感じるかもしれません。

と売場の方。季節がらさっぱりもよいですが、熊本のお茶を飲むことで復興へのねがいを込められたら…。

 

初夏にぴったりな爽やかさ、九州の土を感じる力強い香り、お気に入りマーク確定です。

 

遠い被災地に意識をむけ、こうして美味しいお茶をいただけることを決して当たり前と思わず、自分にできることを嘘偽りなく精一杯やっていこうと思います。

 

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。