いつものラーメンが100倍楽しくなる!〜 『美濃のラーメンどんぶり展』

みんな大好き!な国民食「ラーメン」。中国から伝わるも独自の発展をとげ、いまやもっとも有名な日本食のひとつとして世界にひろがっています。

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いっぽうで、この愛すべき料理が盛られる「どんぶり」の90%が、岐阜県東濃(とうのう)地方で生産される「美濃焼(みのやき)」であることはほとんど知られていません。日本の生産量の約50%を占めるというこの地域で作られる陶磁器のなかには、文化財指定をうけるなど稀少なものもありますが、そうした器は私たちの暮らしとは無縁のもの…。

「美濃焼」にもっと親しみをもってもらおうと、だれもが触れるであろう「ラーメンどんぶり」をモチーフに、松屋 銀座で開催されているのが『美濃のラーメンどんぶり展』。「美濃のやきもの研究会」が企画、グッドデザイン賞を運営する「日本デザインコミッティー」が主催しています。

参加した25人のアーティストがどんぶりとレンゲをキャンパスに、個性ゆたかに表現したなじみある器の世界。気になる一部をご紹介します。

■浅葉克己
サントリー、西武百貨店その他多くの広告を手がけた、日本を代表するグラフィックデザイナーかつタイポグラフィーの第一人者である浅葉氏。

“器の模様は何かを発信していなければならない。僕の特技の一つに手旗がある。ラーメンを手旗で発信してみよう。何人かは受信してくれるだろう”

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■束芋
現代美術作家の束芋さんはちょっぴりセクシー&ショッキングなどんぶり。

“このラーメンのなかに見え隠れする男女。このどんぶりに入れられるラーメンによって、この二人に様々な男女関係を見ることが出来れば面白い。ただこの二人がどんな関係であれ、ラーメンは美味しい”

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■服部一成
キューピーマヨネーズやポカリスエットのグラフィックデザインをてがける服部氏のどんぶりはグローバル。

“世界地図を広げて、ここでラーメンを食べたいな、という7都市名をどんぶりの柄に”

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■森田恭通
世界を股にかけ活躍するインテリアーデザイナー森田氏のどんぶり。

“汁の底に沈む街のように、世界のみんながラーメンに魅了され、ラーメンに溺れていく…”

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■横尾忠則
日本を代表するグラフィックデザイナーがどんぶりに乗せて発するメッセージはとてもシンプル。

“とんこつラーメンを食べてしっかりした骨をつくりましょう”

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ひとつひとつの器に込められたデザインコンセプトを読んでいくと、当たり前のように私たちの暮らしのなかにあるラーメンの世界がこんなに広がるのかとワクワクドキドキ。展覧会は入場無料、今月26日までです。

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【展覧会詳細】
第710回デザインギャラリー1953企画展「美濃のラーメンどんぶり展」
▼会期:2014年12月27日(土)〜2015年1月26日(月)最終日午後5時閉場・入場無料
▼会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
▼主催:日本デザインコミッティー 、美濃のやきもの研究会(事務局: 多治見商工会議所)
▼後援:経済産業省中部経済産業局、岐阜県、多治見市、土岐市、瑞浪市、岐阜県陶磁器工業協同組合連合会、岐阜県陶磁器卸商業協同組合連合会
▼松屋HP : http://goo.gl/KqH0xG

【出品者】
秋山具義 、浅葉克己、アラン・チャン 、石上純也、片桐 仁(ラーメンズ)、唐長・千田誠次、菊地敦己、北川一成、佐藤晃一、佐藤 卓、佐野研二郎、ジョナサン・バーンブルック、祖父江 慎、田名網 敬一、束芋、天明屋 尚、土井善晴、仲條正義、永井一史、永井一正、服部一成、松永 真、皆川 明、森田恭通、横尾忠則(以上25名/五十音順)

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